だから、
マタ逢ウ日マデ。
人生、別れなんてそこら辺にごろごろしてるけどね。
別れが本当にさびしいなんて、実感したのは今が初めてだ。
いつだってまわりにみんなそろってるのが当たり前になってた。
もちろんその当たり前が期間限定なこともちゃんと知っていた。
それがいやだ、と何度も思った。
ずっと続けばいい、と思ったことさえある。
これが子供のわがままだということは知っている。だから口には出さない。
そんで、一応半分(くらい)は大人だと思ってる。だからこう言える。「さびしいよ」
いなくなっちゃうのはさびしいし、多分当分逢えないから、そんなのはいやだと思ってる。
いつだって笑いながら怯えていた。正直お別れなんてだいきらいだ。
口ばっかり(態度も含めて)生意気で、相当かわいくなかった事は自分で保証しておきます。ごめんなさい。
でもねぇ、いつもいつも楽しかった。
一緒にいていろいろあった。それもみんな楽しかった。
なかなか素直になれない性格なので礼も面と向かって言わなければ泣きもしません。…泣くけど。
大丈夫。ちゃんと自分の立場はわきまえてる。引き止めるのではなく送り出すこと。…出来ればその時は笑って。
心配は(多分)いらない。二度と逢えないわけじゃない。子供じゃないからそれが分かる。でも大人じゃないのでそれが寂しい、です。(まだ複雑なお年頃なんだって)
長い人生の中では本当に短いかもしれないけど、「それにしちゃちょっと多すぎるんじゃ?」と、言いたくなるほどたくさんの思い出をもらった。
多分そっちが思ってる以上に私は感謝してる。泣きながらでも笑いながらでも、とりあえず大きな声で「ありがとう」といいたい。
それから、手を上に振り上げる。
ばいばい、とは言えない。だから声張り上げてこう言う。
「また逢う日まで」
…そうそう。
私はあの部屋でいつも歌ってるから。暇になったらドア開けて言ってよ。
「久しぶり」とでも。
それじゃあ今度こそ。
マタ逢ウ日マデ。
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拙い言葉しか出てこない。気持ちがうまく言い切れないよ。
卒業おめでとう。
みんなみんなみんなみんな大好きだ!!!!
xxxx.